何をしたらいいのか、先に知りたい人は一番下の「コレ」をしてまで飛んでね。
看護学生時代を有意義に過ごす
こんにちは!未来の看護師のみなさん!就職して最初の半年が社会人1年目は特に重要な期間です!
将来、自分の理想の看護師さんになれるよう、看護学生時代に心掛けておくと良いポイントをお伝えします!
からあげ曹長
大切なのは実習の成績じゃない!
学生の間にコレをしておくと、就職した時に上手くいくよ!
実際に就職して、自分の経験や、他の新人を見ていて、思ったことをまとめてみました。
やれ勉強しろだの、看護技術について手帳にまとめておけという事ではありません。
ポイントを押さえておけば、同期の新人ナースより一歩先んじれることは間違いないです。
からあげ曹長
ここを押さえて、社会人1年目を人より楽に乗り切ろう!
そもそも看護師ってどういう仕事?
病棟実習で間近に看護師と、患者さんとの関わりをみて、実際に看護師がどういう仕事なのか、実習を通じてある程度
イメージがつかめているでしょうか?
そもそも看護師とはどういう仕事なのかということをいくつか箇条書きに挙げて述べてみようかと思います。
ここでは保健師助産師看護師法で学ぶ、あたり前の医師の診療の補助についてなどの記載は省かせてもらいます。
国家試験には出てくる可能性が高いので、気になる人はちゃんとチェックして復習しておいてね。
細分化したらキリがないので、「看護師ってどういう仕事?」については別記事で書いておきます。
今回学生の間に特に成長率を見込めるのが下記の2点
- 公平で尊重な態度: 異なるバックグラウンドを持つ患者さんに対して公平で尊重な態度を保ちます。
- 多様性への理解: 病気や身体状況にトラブルを係るスタッフの背景を理解し、協調して働く能力。
看護学生の間から特に力をつけられるポイントが「公平で尊重な態度」と「多様性への理解」です!
学生
それなら大丈夫な気がする!
(患者さんに対して)性差とか貧富への偏見なんてないもの!
この「公平で尊重な態度」と「多様性への理解」とは具体的に簡単な言葉にするとどういうことかというと、
「社会人力」だと思ってます。この「社会人力」を学生の間から身につけ、向上させておくことで、看護師1年目を上手く乗り切れると思います。
学生
そもそも「社会人力」って何?どうやったら向上するのかな。
具体的にどういう行動を取ったら「社会人力」が上がるのか?
社会人力とは
社会人力とは何か。そのことをここで語るにはあまりに文章が膨大になるので、簡潔に伝えたいと思います。
マイナビや経済産業省等の色々なサイトで社会人力について「社会人基礎力」に対して記載されているので、働き始める前の学生の間に是非読んで欲しいです。
からあげ曹長
学生の間に知ってたら、もっと看護師1年目の時精神的に追い込まれなかったのになぁ〜。
学生時代もう少し頑張ればよかった。
「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」と言われています(経済産業省HP引用)
引用:経済産業省HPより
看護師になって最初の1年特にプリセプターに言われていたのが、いつまでたっても学生気分が抜けていないという指摘でした。
からあげ君
(看護師1年目)
そんなこと言われても一生懸命頑張ってるのに!!
と、心の中でいつも思ってました。
先輩が学生気分が抜けないと感じた理由や、新人が社会人として成長するためのポイントについては、別記事で記載していこうと思います。 というか、学生の間はそこまで考えなくても多分大丈夫・・・!
下の、看護師になる前に「コレ」をして!を実践すれば自ずと「社会人力」が身についてきます。
からあげ曹長
そうしたら、もっと先輩達と円滑にコミュニケーション取れたのにな
看護師になる前に「コレ」をして!
ズバリ、「バイト」です!
ありきたりだけれど、どういった内容の仕事をするのかという事が重要になります。
学生が簡単な方法で手軽に、社会人経験を積むには実際に働くことが最も近道です!
イベント時に単発に、タスクの少ない仕事ばかりをしていては、「社会人力」が培われたとは言い難いでしょう。
学生
それなら大丈夫。いろんな所でバイトしてきたもの!
からあげ曹長
そういう人はきっと働き始めても色んな所に気を回せるし、きっと大丈夫!要領も良さそうだし羨ましいな。
学生さん
私は、今まで特に困ってなかったから、バイトほとんどしたことがない・・・・。
学校もしんどいのにわざわざキツイ思いしてまでバイトをするメリットってあるのかな・・・・?
からあげ曹長
今まで、人生でそこまで困ってこなかった貴方にこそ
社会人になる前にバイトを是非経験して欲しいの!
看護学生の間は確かに「実習」「課題」「試験勉強」「就職先の検討」と、やることは目白押し。でもその努力って社会人になった後も、仕事と、プライベートを両立させるために必要な努力じゃないですか?
私自身学生時代は月に2回軽めのバイトしかしていませんでしたが、社会人1年目しっかり挫折しました。
からあげ曹長
実習の成績もソコソコ、座学や国試の点数はむしろよかったし、就職先はかなり検討して選んだのにしっかり挫折した!
社会人としてあまりに弱すぎて先輩達に面倒がられてました
ある程度バイト経験を積んでいる子とそうじゃない子では圧倒的に4月入職の時点での「社会人力」に大きな違いがあります。
そして社会人になった時に、職場は学校と違って全員が一定のラインを超えるまで熱心なアドバイスをしてくれる訳ではないことを、心に留めておきましょう。
育てる努力や環境づくりはもちろん職場の義務ではあるでしょう。
しかし、雇った以上、環境は提供してくれますが、それでだめだった場合
上司
良い子そうだと思ったんだけどな。仕方ないわ。
「じゃぁ うちには、あわない子だったんだね。」
もっと別の環境で力を発揮してくれるといいわね。
という上記のような態度になるのです。
簡単に見捨てるわけではないですが、ある程度離脱組が出ることも組織は考慮して動いているのです。
からあげ曹長
出来そうな子を育てた方が先輩にとっても負担が少ないから、初期に先輩に「コイツ ダメだな」と早々に思われてしまうと、そこから挽回するのにかなりの労力が必要・・・!
なので、多少学生時代はキツくとも、挑戦的な職場経験こそが「社会人力」を向上、成長へと繋がっているのです。
どんな内容の仕事がおすすめなの?
中には個人的な家庭の事情で効率よく稼ぐ必要がある方もいるかもしれません。
ですが、個人的には水商売での経験よりも、今回の事例では、ファストフード店勤務での経験がさまざまなスキルを養うのに適していると考えています。
・多種多様な年齢層の人が同僚にいる:看護師になるといきなり普段会話しない40-60代の女性が同僚に!
・客層:老若男女幅広い年齢層の人がターゲットの仕事
・限られた時間の中で要求するタスクをこなす
⇩
これら全てをこなす職業として、基本的には「ファストフード店」が最も鍛えらえると思っています。
個人的には、東京ドーム等でのスポーツイベント時の「飲食店スタッフ」は尚鍛えられるのではと。
何故なら、どれだけの紳士でもサッカーの合間のハーフタイムに買いに来て、試合開始が近づけば、「早く試合を見に戻りたい」とイライラするお客も多く、限られた時間の中で複数のタスクの業務をこなし、尚且つ接客までするという業務を求められるからです。
からあげ曹長
いろんな新人さんを見てきて、最初っから1年目の本当に、「社会人として」出来る子っているんですよ。中に。
その子達に共通していたのが、厳しいバイト経験でした。
マルチタスクをこなせる能力がつくだけじゃなくて、正直に言えば、客層が必ずしも素晴らしく良いとは限らない状況に慣れているということです。
看護師1年目で正直困った事
・あまりに年齢層に幅がある方と同僚として働くこと。
・これまでの人生で全く接することのない人たちを患者として相手にすること
(驚くほどの大富豪や権力者、その反対。宗教上の縛りが多い人など)
・指導してくれる、先輩や上司が、指導者として決して人格者とは限らないことです。
学生の間、先生達は他者を教育するものとして専門性を持って勉強してこられた人たちでした。つまり、先達として相手にしてきた人がこれまでとは大きく違うのです。
例え、上司や先輩が人格者でなくとも、一人前の看護師になれないわけじゃない。
そのためにも学生の間に「社会人基礎力」を上げていって欲しいのです。
⚠️バイトの頻度や期間を必ず調整して、バイトに「のめり込み過ぎない」範囲でやりましょう。
からあげ曹長
バイトの頻度や期間を必ず調整して、バイトに「のめり込み過ぎない」、シフト要請を「断る」ということも「社会人になる練習」だと思って頑張って!
実習や留年に障るほどバイトにのめり込まないように!
自分の本分を忘れずに他者と調整する能力はその後の人生で生涯必要になるよ!